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3編成リニューアル予定の相鉄10000系 どの編成が更新対象なのか?

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2020年から、デザインブランドアッププロジェクト「YOKOHAMA NAVYBLUE」への、リニューアルが開始された相鉄10000系。
2024年4月現在、機器更新された4編成の内、2編成がNAVYBLUEに内外装をリニューアルされており、営業運行に就いています。

そんな10000系は、2024年度は、3編成を「YOKOHAMA NAVYBLUE」にリニューアルする予定です。
今年度、一気に数を増やすこととなる10000系リニューアル車「10000R系」、どの編成がリニューアル対象なのでしょうか?

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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2024年度設備投資計画で、10000系3編成をリニューアル

2024年4月26日、相模鉄道と相鉄バスより、2024年度設備投資計画が、合同でプレスリリースされました。

相模鉄道【鉄道部門】では、引き続き鶴ヶ峰連立の推進、ゆめが丘駅・海老名駅のリニューアル、2023年度では計画にあったものの達成できなかった、上星川駅・和田町駅へのホームドア設置が記載されています。

同プレスリリース内にて、鉄道ファンより大きな注目を集めたのが、10000系車両を3編成リニューアルです。

2.サービスの向上
○10000 系車両のリニューアル 「デザインブランドアッププロジェクト※1」の統一コンセプトに基づき、車両のリニューアルを進めています。
今年度は、10000系車両3編成をリニューアルします。

2024年度 鉄道・バス設備投資計画【相模鉄道・相鉄バス】

2023年度末時点では、2編成しか営業運行に就いていない、10000系リニューアル車両。
※2023年度末時点では、10701×10・10704×8がリニューアル済み。

このプレスリリースにより10000系は、2024年度中に、8編成の内2編成から5編成にリニューアル車両が拡大し、一気に勢力が広がる事が分かります。

今年度は、なぜ3編成一気にリニューアルと、例年類を見ないハイペースでの更新が可能になったのかと言うと…

長らく続いた直通運転準備や、急ピッチで行われた8000系車両の前照灯移設・行先表示器の交換が落ち着いたことによる、かしわ台車両センターの受け入れ態勢が整ったからと考えられます。

設備投資計画とは関係ありませんが、相鉄10000系は未更新車4編成の内、10705×8に登場時の旧塗装・10708×10に赤帯を模したラッピングを、先頭部分に施すことが決定しています。

なので相鉄10000系は、リニューアルと復刻ラッピングの両方の面で注目ですね。

2024年度は、どの編成がリニューアル対象なのか?

結論は

  • 10702×10…(2021年機器更新済み)【4/29運用復帰】
  • 10703×8 …(2022年機器更新済み)
  • 10705×8

です。

リニューアルとなる3編成ですが、1編成目は、先日4月29日(月)に運用復帰した10702×10です。

2021年、甲種輸送にて長野総合車両センターに入場し、機器更新を終えた10702×10。
同編成は2024年1月下旬、かしわ台車両センターにて、既存の帯を剥がしてYOKOHAMA NAVYBLUEへの塗装が行われているのが確認されました。

3月16日に撮影した10702×10(右側の車両)です。

ご覧の通り、YOKOHAMA NAVYBLUEに塗装されているのが確認できます。
その後、前述の通り、4月29日(月)に67ゥにて運用に復帰しています。

なので2024年度リニューアル第一弾は、10702×10となります。

続いての編成ですが、10702×10と同じく、事前の機器更新が済んでいる10703×8と見ていいかもしれません。
というのも、その他のリニューアルが済んでいない編成は、床下機器の更新が行われていない未更新車です。

相鉄かしわ台車両センターの収容能力や、運用予備を考慮すると、年間2回のペースでの機器更新が限界です。
未更新車を1年の間に2編成を機器更新する事は可能かもしれませんが、その後のYOKOHAMA NAVYBLUEへのリニューアルを考えると、工期がより長くなる事や、4月末時点では10702×10がリニューアル途中であった事を考慮すると、厳しいことは確実でしょう。

そのため、既に機器更新(前照灯移設・行先表示器の交換)を終えていて、リニューアル時の工期が短いと見込まれる10703×8も、対象と見ていいかも知れません。

仮にかしわ台車両センターと、外部の長野総合車両センター等で手分けして、同時に更新をしたとしても、運用予備がカツカツになり厳しいです。
長野総合車両センターで更新を終えた分に関しても、前照灯移設・行先表示器の交換は、結局かしわ台車両センターで行わなければなりません。

10000系のリニューアル第3候補は、見当が付きません。

残る機器未更新車4編成 10705×8 ~ 10708×10 のいずれかの内、最も可能性が高そうなのが、10705×8です。

というのも10000系の機器更新は

  • 10701×10…2020年11月08日竣工(YNB化)
  • 10702×10…2021年 5月25日竣工
  • 10703×8 …2022年 6月13日竣工
  • 10704×8 …2023年 4月25日竣工(YNB化)

と番号順に機器更新がされています。
その流れで行けば、10705×8が施工される可能性が高そうです。

この10705×8は、5月中旬から11月下旬まで、登場時の旧塗装復刻ラッピングを施す予定です。
復刻ラッピングが終わるころには、10703×8のリニューアルが終わっている可能性も高く、ラッピングを剥がすと同時に、機器更新とリニューアルがされるのではないかと見ています。

ただ10708×10も、同じ企画で赤帯に復刻ラッピングをするため、ラッピング終了後に10708×10を機器更新し、リニューアルするという可能性も否定できなくはありません。

また新ciカラーのままの 10706×8・10707×8 を、上記2編成の復刻ラッピングが行われている最中に、機器更新を行うという可能性もあるでしょう。

参考文献

2024年度 鉄道・バス設備投資計画【相模鉄道・相鉄バス】 | 相鉄グループ

相鉄10000系 編成表(最新版)|4号車の5号車寄り

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3月16日(土)より発売相鉄・東急 共通1日乗車券 発売
3月9日(土)より発売相鉄・東急 新横浜線開業1周年記念入場券など 発売
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