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【隠れた名物化】相鉄のセミクロスシートのこれまでと現在を超概説

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5号車と8号車の座席配置が、ロングシートとボックスシートを組み合わせた、セミクロスシートとなっている新7000系7755×10、8000系、9000系。
相鉄の車両は、20m車体4ドアという事もあり、試験採用となった7755×10は、JR東日本のE217系やE231系などに代表される、一般形4ドア車セミクロスシートのパイオニア的存在となっています。

今回は、その相鉄のセミクロスシートについて振り返っていきます。

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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セミクロスシート車のはじまりと増備

相鉄のセミクロスシート車の登場から、今に至るまでをざっと振り返ってみましょう。

相鉄のセミクロスシート車は、1989年に落成した新7000系7755×10の5号車・8号車に試験採用された事が始まりです。

このセミクロスシートの採用で、1両当たりの着席定員が54名から60名に増加。
普段とは異なる座席や、当時着席ニーズが高まっていたことから、好評を博しました。

新7000系の次世代の形式、8000系(1990年デビュー)、9000系(1993年デビュー)では、新7000系と同じく5号車と8号車に、セミクロスシートが本格採用されました。

9000系最終編成 9707×10製造終了後のセミクロスシートの陣容は以下の通りです。

  • 新7000系…1編成
  • 8000系……13編成
  • 9000系……7編成

合計21編成

その後、2004年3月、8000系8707×10が、湘南台駅にて保線車両と正面衝突し廃車(除籍は2006年)。

徐々に変化していく座席

2008年以降は、8000系の一部編成に、内装リニューアル工事が実施され、袖仕切りの設置や、ボックスシートを含め10000系・11000系と同様のモケットに交換されました。
また、その他の車両もつり革の交換や、手すりの増設が行われ、車内の印象が変化しています。

セミクロスシートに関して、動きが起き始めたのが、2015年10月。
8712×10の8号車(モハ8136)に、本革製のシートが試験的に搭載されるようになりました。
試験期間は、2015年10月~2016年1月頃の3か月間です。

この本革製シートの試験が、現在の9000R系(9000系YNB車)の本革製ボックスシートの採用に繋がります。

YOKOHAMA NAVYBLUEの登場と、廃車の本格化

2016年4月10日、YOKOHAMA NAVYBLUE第一弾として、9000R系がリニューアルデビュー。
9000R系では、5号車・8号車のボックスシートが残され、写真のような、個室感のある贅沢な座席となっています。

9000R系は、2015年から2019年までの間に、7編成中6編成に施工され、相鉄線のある種の名物となっています。

一方、都心直通用車両20000系列と12000系が、2018年と2019年に立て続けにデビュー。
これにより、既存車両の置き換えが本格的にスタートします。

セミクロスシート車の廃車第一弾は、2020年1月下旬、初のセミクロスシート車7755×10でした。
同年3月下旬には、8000系8702×10が廃車。
立て続けに12月には、9000系で唯一、YOKOHAMA NAVYBLUEにリニューアルされなかった9701×10が廃車となりました。

その間、2020年3月に、8709×10が8000R系化されます。
8000R系では、本革製モケットの採用がされず、ボックスシートもロングシートと同じモケットとなります。
とはいえ、8000系ボックスシートの特徴である、革のヘッドレストは健在です。

その後、20000系・21000系が順次投入され、8703×10・8701×10・8705×10・8706×10の順で廃車が進み、2022年1月以降に、セミクロスシート車は現在の

  • 8000系……1編成
  • 8000R系…5編成
  • 9000R系…6編成

合計12編成の陣容となります。

まとめ 21編成中9編成廃車、現在12編成在籍

形式製造数2022年以降
の在籍数
概要
新7000系1編成0編成経年廃車
8000系13編成6編成1編成事故廃車、6編成経年廃車、1編成YNB化
9000系7編成6編成1編成経年廃車、残存全6編成YNB化

2001年~2004年:21編成在籍。9編成廃車し、2022年1月以降:12編成在籍

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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