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相鉄の東急直通対応車がもし他社車ベースだったら、どうなっていた?

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2018年2月、東急線直通対応車両としてデビューした相鉄20000系。
2020年より量産車が6本増備、2021年より目黒線仕様車21000系が増備され、2023年3月より東急線方面との直通が開始し、今に至ります。

この相鉄20000系、車体は日立製作所のA-Trainを用いながらも、それ以外は乗入規格に合わせつつオリジナル車両として作られています。

忠実では20000系として、オリジナル車両となった東急線直通対応車両ですが、もしオリジナル車両で無く、他社の車両をベースに作られていたら、どうなっていたのでしょうか?

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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JR車ベースの10000系・11000系・12000系

相鉄20000系では、前書きの通り、他社の車両をベースとしない、オリジナル車両として導入されています。
相鉄がオリジナル車両を導入するのは、1993年デビュー、2001年製造完了の9000系以来のことです。

9000系から20000系が導入されるまでの間、これまでの個性的な要素を一切廃し、コストカットを徹底するため、10000系(2002年)はE231系をベースに、11000系(2009年)はE233系をベースとしています。

20000系の1年後にデビューした、相鉄・JR直通線の12000系は、同路線で用いられる車両がE233系7000番台のため、運転機器は同形式に合わせています。
相鉄12000系は、主要機器はE233系ベース。構体はsustina S24シリーズ E235系ベース。
設計コンセプトはYOKOHAMA NAVYBLUEのため、半分オリジナル、半分コピー車と言えるでしょう。

10000系・11000系は、JR東日本の車両をベースに設計しているため、20000系のプレスリリースが出る前は、上記の2形式のように、他社の車両をベースに設計されるのではないかと予想していた方もいらっしゃるでしょう。

そこで、タイトルにもある通り、もしも相鉄・東急直通線に使われる車両が、他社の車両をベースにしていたらどういうのが出ていたのか?想像してみましょう。

東急直通車が他社車ベースだったら?

記事の本題を書く前に、相鉄では2016年より、デザインブランドアッププロジェクト「YOKOHAMA NAVYBLUE」がスタートしており、忠実の20000系列・12000系もそのコンセプトの元、開発されています。

今回の記事では、車両のデザインを考慮すると、話が本題から逸れる事になるため、車内デザインや内装デザインに関して深くは触れません。
※具体例:非常用扉の位置、ライトの形状など

東急2020系列ベース

相鉄20000系のデビューから1か月後、東急電鉄では2020系が導入されています。
つまり忠実の相鉄20000系と、東急2020系は同期です。

この2020系列は、

  • 田園都市線…2020系 2018年3月28日デビュー
  • 大井町線……6020系 2018年3月28日デビュー
  • 目黒線………3020系 2019年11月22日デビュー

の3路線に導入されています。

2019年より3020系が3編成導入された目黒線系統。
相鉄・東急直通線の開業から半年遅れて、2023年9月26日より相鉄線への乗り入れが開始されています。

忠実の20000系と同期、路線に合わせた仕様車が存在する点から、相鉄に東急2020系列ベースの車両が導入されていた世界線があるのかもしれません。

であれば、東横線系統にも2020系列ベースの車両が走っていたということにもなりますね…

東急2020系列ベースと言っても、相鉄内での部品共通化のため、WN継手ではなく、E235系と同じTD継手が用いられるというのも考えられます。

目黒線3020系では、荷物棚と妻面扉鴨居部のデジタルサイネージが省略されているので、
目黒線直通仕様車・東横線直通仕様車共に、デジタルサイネージが省略されていたでしょう。

東急5000系列ベース

東急の主力車両として、長年にわたり多数の車両が製造された東急5000系列。
相鉄線との乗り入れ先である東横線では5050系が、目黒線では5080系が主力車両として用いられています。

そのため、この5000系列がベースとなっていた世界線もあったでしょう。
実際、東横線の乗り入れ先である、みなとみらい線でも同系列をベースとしたY500系が使用されています。

路線や製造年により、様々な形態がある5000系列。
東横線直通仕様車は、5050系4000番台ベース。目黒線直通仕様車は5080系ベースと、その路線に合わせた仕様になっていたかもしれないでしょう。

目黒線仕様車が5080系ベースだったとしても、最初から8両編成のため、ユニット構成は異なっていた事でしょう。

東急5050系では、元住吉駅追突事故の代替新造車として、2016年に5177Fが製造、2019年には5178Fが製造されています。
この5177F・5178Fは、他の5000系列と異なり、歯数比が19:118(7000系後期型と同様)、電動機の極数が6極を採用され、他とは異なる独特な駆動音を放ちます。
内装も5177Fは、田園都市線5000系6扉置換車と同様の内装となっています。5178Fは、2020系に準じたフローリング調の床材の車内となっています。

そのため床下機器は、5177F・5178Fとほぼ同一のもので作られているかもしれません…

E233系2000番台ベース

相鉄ではE233系0番台をベースとした11000系が導入されています。
これらと、床下機器を共通化するため、東急直通対応車もE233系ベースで、導入されていたかもしれません。

といっても、地下鉄に対応する必要があるため、千代田線直通用の2000番台とほぼ同じ設計であるのは必須条件です。

またE233系ベースと言っても、共通化するのは床下機器やシステムのみ。
運転台配置や車掌スイッチは、東急線方面の直通に関する規格があるので、それに合わせる形となります。
例:マスコンハンドルの形状、車掌スイッチの形状など

ところでJR直通用の12000系は、床下はE233系とほぼ同一ですが、車体はsustina S24シリーズです。
そのため、こちらも12000系と同じくsustina S24シリーズで、2020系列と同じ寸法で設計というのもあり得るでしょう。

おわりに

という世界線があっても面白いな~…

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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