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相鉄線で見られる車両の種類は、直通前と比べてどれぐらい増えたのか

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最小規模の大手私鉄として知られる、「相鉄」こと「相模鉄道」
路線規模の割に車種が多い事で知られていましたが、2019年11月末よりJR線と、2023年3月中旬より東急線との直通運転を開始し、より車種が豊富となりました。

相鉄では、JR線・東急線との直通運転に備え、車両の増備と老朽車両の置き換えが行われています。
2019年10月のJR線との直通開始直前と、車両の動きが落ち着いた2024年現在を比べた場合、どれくらい種類に変化があるのでしょうか?

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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2024年現在、相鉄線で見られる車両の種類【東急直通完了後】

2019年11月末よりJR線と、2023年3月中旬より東急線との直通運転を開始した相鉄。
様々な面で個性が強く、バリエーションに富んだ相鉄車に加えて、東京の大動脈を走る車両が入ってきたことにより、鉄道模型の世界を見ているかのような感覚になります。

2024年現在、相鉄線で見られる車両は、形式別で以下の通りです。
※事業用車両モヤ700を除く

【相鉄】

  • 21000系
  • 20000系
  • 12000系
  • 11000系
  • 10000系
  • 9000系
  • 8000系

【JR東日本】

  • E233系7000番台

【東急】

  • 5050系
  • 3000系
  • 5080系
  • 3020系

相鉄車7形式、JR車1形式、東急車4形式で、合計12形式走っている事が分かります。

今回の記事では、東急5000系列の5050系と5080系を別形式として扱っているため、相鉄の20000系と21000系を別形式として取り扱っています。ご了承ください。

また、8000系と10000系は、YOKOHAMA NAVYBLUE化された車両と、そうでは無い新ciカラーの車両の二つが走っています。

2019年10月、相鉄線で見られた車両の種類【JR直通開始直前】

人によってカウントの仕方に差はあるとは思いますが、2024年現在12形式も走っている相鉄線。
相鉄線は直通運転を開始する前から、路線規模の割に車種が豊富であるとして、一部の鉄道ファンから知られていました。

2019年10月の、JR線との相互直通運転を開始する直前の、車両の種類を見て行きましょう。

  • 12000系
  • 20000系
  • 11000系
  • 10000系
  • 9000系
  • 8000系
  • 新7000系
  • 7000系

2019年10月時点では、8形式も走っている事が分かりました。
現在相鉄を走る車両の種類は、12形式である事から、4形式増えているというのがわかります。

※今回の記事では、外観が大きく異なるから、7000系と新7000系を別形式として取り扱います。

この8形式が、混在している状態は、2019年4月から同年10月までのわずか半年間のみでした。
JR直通車12000系がデビューが同年4月20日、7000系の運用離脱が10月12日であったためです。

それを踏まえると、12000系より1年先行でデビューした、20000系導入以前(2018年以前)は、6形式であった事もわかります。

車種は現在の方が多いが、どこか寂しく感じる理由

相鉄線上で見られる形式は、直通前の方が少ないのは当たり前ですが…
その当時

  • 相鉄最後の赤電である7000系が走っていた事
  • 新7000系が、7000系と続番で同一台車の抵抗制御車と、台車が異なるVVVF車7050番台があった事
  • 7000系・新7000系が、他では見られない独特なブレーキ「電磁直通弁式電磁直通ブレーキ」を採用していた事
  • 新7000系7050番台のVVVF励磁音が、初期特有の変調音を立てていた事
  • 8000系のVVVF未換装車が多数走っていた事、そして未更新車が過渡期独特なけたたましい音色を立てていた事
  • 9000系がYNBリニューアルされた編成と、新ciカラーの編成の両方が走っていた事

などなど、赤電だった頃の相鉄の名残が多少残っており、現在よりも個性が強いです。
他にも語ると、話が尽きなくなるので今回はこの辺で…

要するに

  • ファンを惹きつけるGTO-VVVF車がまだ相鉄線上を走っていた
  • 赤電7000系とYOKOHAMA NAVYBLUEが混在していた

そのため、直通後の方が見られる車種が豊富であるにも関わらず、どこか寂しく感じる相鉄ファンも中にはいらっしゃるでしょう。

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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相鉄グループ情報および直通線情報(鉄道コム)

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