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相鉄の乗務員は何種類のマスコンハンドルを取り扱うのか?

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多くの鉄道ファンがあこがれる場所「運転席」。
運転席には、実際に車で言うアクセルとブレーキの操作を行うレバー「マスコンハンドル」があります。

この「マスコンハンドル」の形状も、車両や鉄道会社によって形状が異なり、さまざまな種類があります。

JR東日本と東急の両車と相互乗り入れ運転を行うようになった「相鉄線」の乗務員は、何種類のマスコンハンドルを取り扱うのでしょうか?

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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2023年3月時点で、10車種が走る相鉄線

2023年3月18日より、東急との直通運転を開始した相鉄。
元々、路線長の割にも車種が多い事で知られている相鉄に、新たに東急から直通してきた電車が、仲間に加わった形となり、多くの鉄道ファン・沿線ファンを楽しませています。

2023年3月18日開業時点では、何種類の車種が走ることになるのでしょうか?
なお、細かいバリエーションや、走行機器の違いを除いた、形式別のみの記載です。
細かいところを記載すると、キリが無くなってしまうので、ご了承ください。

  • 相鉄・・・8000系、9000系、10000系、11000系、12000系、20000系
  • JR ・・・E233系7000番台
  • 東急・・・3000系、5080系、5050系

以上、10種類もの電車が、相鉄線を走ることになります。

大まかに分けても10種類の車両を扱うことになる相鉄線。
もちろん、乗入規格の応じて、違う車種でも、必要な部分の操作やスイッチは統一されています。
それでも、車両による操作や走行特性の違いを把握しなければならず、相鉄の乗務員の苦労は計り知れません。

では、実際に相鉄の運転士は、大まかに何種類の形状のマスコンハンドルを扱うことになるのでしょうか?

相鉄を走る車両のマスコンハンドルの種類

2ハンドルマスコン

8000系・9000系

段数は、力行5段、常用制動8段。

従来からあるマスコンハンドル形状「ツーハンドルマスコン」を採用した車両が残っています。
その車両が8000系と9000系です。現在、相鉄で残っている、従来からのオリジナル車両です。

マスコン・ブレーキ共に、昔ながらの縦軸レバーとなっています。

ブレーキ指令方式は、電気指令式ですが、ブレーキハンドルを抜き取る昔ながらのスタイルです。
特に9000系電車は、内装が新型車両と遜色ないレベルでリニューアルされているので、少し古いタイプの運転台周りとなっている、ギャップに驚かれる方も居ます。

細かい説明は省きますが、新7000系以前の車両は、電磁直通弁式電磁直通ブレーキが採用されており、
ブレーキ操作が、国鉄気動車に使われている自動空気ブレーキと同様の操作となっていました。

左手ワンハンドルマスコン

10000系・11000系・12000系・JR東E233系7000番台

マスコン段数は、力行5段、常用制動8段となっています。
定速運転の操作は、定速スイッチ式。55km以上で5ノッチを投入している際に動作します。

JR東日本209系で導入された、左手操作式ワンハンドルマスコンも、相鉄では多く見かけます。
導入車両は、JR東日本車両をベースに導入した3車種と、実際にJR東日本から直通してきたE233系7000番台です。

左手のみの操作で、比較的操作がしやすく、20年前より使用されてきたこともあり、評判もいいものと思われます。

T字型両手ワンハンドルマスコン

20000系(21000系含む)・東急3000系・東急5080系・東急5050系

段数は、力行4段・常用制動7段。定速運転の操作は、任意の速度に於いて、2ノッチに投入することで定速運転に入る仕組み。

相鉄では、2018年デビューの20000系より採用されたマスコンです。
これまで、JR型左手ワンハンドルを導入するようになった会社が、T字型両手ワンハンドルマスコンの車両を導入するという事で、話題になりました。

というのも、乗入先の東急電鉄などが、このT字型両手ワンハンドルタイプのマスコンを採用していたからです。
乗入先の事情があるとはいえ、似たような時期に、全く操作感が異なるマスコンの車両を導入するのは、珍しいものです。

一方の東急電鉄では、50年以上前にデビューした東急8000系より使用されたハンドルで、東急らしさを地味に象徴する伝統あるハンドル形状です。
東急電鉄に導入されている全ての車両が、このハンドルを使用しています。

3000系・5080系・5050系(4000番台)も、デビュー当初からこのハンドルを使用していますが…
相鉄線乗り入れ対応工事に際し、2020系列と同様のハンドル形状の物に交換しています。

2023年3月現在、相鉄線に入線不可能な目黒線3020系も、同様のハンドル形状をしていますが、
常用ブレーキ段数が8段となっており、3000系・5080系・5050系とは違った感覚でしょう。

3020系は、現在、相鉄防護無線の取り付け工事が行われている事が確認されており、今後相鉄線に入線できる可能性が高いです。
相鉄の乗務員は、ただでさえ扱う車種が多い中、編成数が少ない車両が新たに加わるので、操作に慣れるまでが大変そうです。

おわりに

今後も東急より先の各社局の状況に応じて、相鉄を走る車両のバリエーションが、より増えてもおかしくはなさそうです。
鉄道趣味的には、もっと面白いですが、実際に現場に立つ職員の苦労は計り知れませんね。

直通運転当日にも、車両の不慣れによる軽微なトラブルも発生していますし…

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