みなさん、こんにちは!相鉄線ユーザーのkeitrip/須田 恵斗です。
横浜から二俣川を通って海老名へ至る本線や、二俣川から分岐して湘南台まで至るいずみ野線、2019年に開業したJR線へ乗り入れるための新線、新横浜線を保有する相模鉄道。
多くの方がご存じの通り、2023年3月には東急との直通運転を開始する、話題に欠かさない大注目の大手私鉄です。
今回は、相鉄線には設定されたことが無い、他大手私鉄で見かける「快速急行」が登場するとしたら、どのような形態になるのか?考えて行きます。
相鉄線にできた新種別
特急
現在の相鉄線の最上位種別「特急」は2014年のダイヤ改正で誕生しました。
当時は、二俣川以西を通過する新しい列車種別として、多くの沿線民に衝撃を与えました。
その後、2019年11月のJR直通線開業に伴って、直通電車に接続を図るため、分岐駅の西谷駅に停車するようになりました。
通勤急行・通勤特急
通勤急行と通勤特急は、先述の2019年11月のJR直通線開業により登場した種別です。
通勤急行は、現在の急行停車駅に鶴ヶ峰と西谷を加えたもので、平日の横浜行きのみの運転。
通勤特急は、現在の特急停車駅に鶴ヶ峰を加えたもので、登場以来、平日いずみ野線横浜行きのみの運転です。
通勤急行は、星川を通過する快速と考えるとイメージしやすいかなと思います。
急行が停まらない平沼橋~鶴ヶ峰間で最も利用者数の多い、鶴ヶ峰駅に停車。
そして、利用者の少ない西谷駅にも停車しています。
2022年3月現在では、停車する必要性は薄いですが、東急直通線開業時に直通電車への接続を図ることを想定した種別と考えることが出来そうです。
現在、3本運転されている通勤特急の内、2本は西谷で特急、JR線方面行きに接続をしています。
快速急行を設定するとしたら?
この快速急行は、特急以下急行以上の立ち位置の種別として使われることがほとんどです。
停車駅設定としては、
- 横浜
- 西谷
- 二俣川
- 大和
- 相模大塚
- さがみ野
- かしわ台
- 海老名
で本線のみの設定で考えてみました。
2022年現在、本線の終点・海老名駅は1面2線のホームで、平日夕ラッシュには1時間当たり15本設定されており、折り返し順序の調整もあって、キャパシティが限界に近いです。
これ以上、海老名駅で折り返す列車の増発は難しいものと考えられます。
ここで、増発を行った電車を大和止まりに、その大和止まりの後続の電車を、この快速急行とします。
そうすることにより、横浜~海老名間の速達性をある程度は確保しつつ、相模大塚、さがみ野、かしわ台の減便を防ぐことが可能です。
おわりに
相鉄では「各停」「快速」「通勤急行」「急行」「通勤特急」「特急」の6種別が走っており、路線距離の割に多くの種別が走っています。
そこに「快速急行」を加えてみましたが、停車駅設定から中途半端な種別だなと実感しています。
阪急のように、早朝深夜やラッシュ時限定の、使いどころが限られる種別だと思います。
なので、今後約10年近くは設定される可能性は低いでしょう。
ですが、2019年の「通勤急行」「通勤特急」の誕生があったように、2023年3月の東急直通線開業でも、想像の斜め上を行くダイヤ設定になってもおかしくは無いと思います。
今後も、相鉄線の種別に注目ですね…
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
相鉄グループ情報および直通線情報(鉄道コム)
掲載日 | コらム |
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掲載日 | ニュース |
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コメント
個人的に横浜⇄海老名の速達性は毎時2本の特急で賄えていると思うので、快速急行が出来るとしたら、準速達(全線にわたって通過駅のある)列車になると予想します。
本線
横浜→(西谷)→(鶴ヶ峰)→二俣川→三ツ境or瀬谷→大和→(さがみ野)→海老名
いずみ野線
二俣川→緑園都市→(いずみ野)→いずみ中央→(※ゆめが丘)→湘南台
()の駅は通過しても良いかと・・
※のゆめが丘駅は駅前の開発が終わってからだと思ってます。。