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【直通】相鉄と東武は、今後相互乗り入れを行う可能性はあるのか?

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2022年12月16日、日本全国の鉄道各社より、2023年3月18日に行われるダイヤ改正の情報が発表されました。

注目を集めている相鉄・東急直通線に関しても、相模鉄道、東急電鉄、東武鉄道、東京メトロより、運行本数と行き先に関する情報が発表がされています。

その中で、相模鉄道のプレスリリースでは、相鉄線から東武東上線へ直通する電車が、平日・土休日ともに14本が設定されている事
東武鉄道からのプレスリリースでは、東上線から東急新横浜線へ直通する電車が、1日あたり10本以上設定されている事、日中時間帯は1時間に1本が、新横浜駅へ直通することが発表されています。

ここで、相鉄車は東武東上線へ、東武車は相鉄線内へ、お互いの車両を入線させる相互乗り入れ運転が行われるのでしょうか?

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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現時点では、相鉄・東武両社に入線可能な車両は東急5050系のみ

相模鉄道と東武鉄道のプレスリリースより、両社線を1本で結ぶ電車が数十本設定されている事が発表されていますが、

2022年までの関連路線の車両動向を見る限り、相鉄車は東武東上線への入線試験は行われておらず、
東武東上線の地下鉄直通車両の、相鉄対応工事が行われたことは確認されていません。
また、副都心線車両の相鉄線対応工事も行われていません。

つまり、東武東上線と相鉄線の両方を行き来することが出来る車両は、東急5050系4000番台15本(開業前後までに新造車2両が組み込まれた8両編成車両4本含む)となっています。

TwitterやYouTube等で話題になっていた、土休日の海老名発小川町行き等といった、相鉄線~東武東上線を直通する電車は、東急5050系4000番台10両編成に限られることが確実です。

東急5050系4000番台は、東武東上線はもちろん、西武池袋線系統へ入線するなど、走行範囲が非常に広大でダイヤが乱れた時に、使用車両の確保ができない可能性が高いです。
また、相鉄車(20000系10両7編成)は東武・西武両線に入線ができないため、東横線・副都心線サイドから見た場合、特にダイヤ乱れ時には、扱いがしづらい車両です。

ダイヤ乱れ時のリスクや、運用のしやすさを考慮すると、相鉄と東武はお互いに乗り入れることが出来るようにした方が良いかも知れないという考えに至る方もいるでしょう。

直通開始から数年後、相互乗り入れをする可能性を考える

過去の事例から見る

相鉄・東武両社線を直通する電車が、数十本設定されているのにも関わらず、
両社での使用可能車両が、その間にある東急線の電車15編成に限られている直通運転ですが、
開業から数十年後は、状況が少し変わっている可能性は否定できなくはないでしょう。

まずは過去の同じような事例から考えてきます。

過去に相鉄・東武直通と似たような関係にあったのが、小田急・営団千代田線・JR常磐緩行線の3路線の車両運用です。
千代田線の直通運転は、2016年までは両サイドの小田急・JR常磐緩行線を行き来できる車両は、間にある千代田線の車両に限られていました。
特に2004年から2016年までは、日中時間帯に長距離を走る「唐木田~我孫子間」の直通電車が、多数設定されているのにも関わらず、
使用車種はメトロ車限定だったのが、運用上大きなネックになっていたのは、素人目でもわかると思います。

その後、多くの方がご存じの通り、2016年3月26日のダイヤ改正より、小田急・JR東日本の相互乗り入れ運用が開始され、運用上の大きなネックが解消されて今に至ります。

このように、間に挟まれている会社の電車のみが、両側の会社を行き来できる状況も、
現在では解消されたという事例があるため、開業から数十年後に変化が起きるという事に、期待はしても良いかも知れません。

今後の車両動向から考えてみる

両社線での車両面の観点から考えて行くと、
相鉄20000系は、製造時から東武線保安装置の準備工事がされており、比較的容易に乗り入れ対応が可能となっています。

東武東上線側に関しては、地下鉄直通車両の内、9000系と9050系は東京を走る地下鉄の中で、古い部類の車両に当たります。
他社線が複数も絡む車両であるため、今すぐや1年後は流石にあり得ませんが、10年後あたりに新型車両導入で置き換えが計画されていても、不思議ではありません。

そして、9000系・9050系置き換え用の新型車両は、製造当初から相鉄線乗り入れ機器が装備されるという状況が考えられそうです。
東武鉄道は、新車の導入に積極的でない印象のため、なかなかイメージは沸きませんが、車両の製造年度や部品枯渇状況、他社線乗り入れ車両である点などを考慮すると、否定できなくはない方もいらっしゃる事でしょう。

50070系は在籍本数が7本のみである事、新型車両には当たりませんが、比較的新しい部類の車両であるため、前述の新型車両導入の前後で、乗り入れ対応工事を行う可能性はありそうです。

相鉄側・東武東上線サイド両社とも、今後の直通線のダイヤに左右されるものの、
ダイヤ乱れ時のリスクや過去の事例、車両動向から、相鉄・東武両社での相互乗り入れ運用が開始される可能性は否定できなくは無いですね。

おわりに

相鉄線と東武東上線を1本で結ぶ電車が、少し設定されることは予想していましたが、1日10本以上も設定されるとは思いませんでした。
なので、10年後や20年後に期待したいと思います。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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