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【実質クラファン】相鉄10000系旧塗装ラッピングになる?かもしれない

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2024年3月23日(土)、相鉄本線相模大塚にて【令和6年能登半島地震復興支援】「チャリティー撮影会in相模大塚」が開催されます。
当イベントでは、撮影イベント終了後に、E233系7000番台を使用した臨時イベント列車が運転される事が話題となっていますが、
相模大塚駅会場内にて「SOTETSU SERIES10000 REVIVAL COLOR PROJECT」入場券セットも販売される予定で、その内容が熱狂的な相鉄ファンを中心に話題となっています。

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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実質クラファン?相鉄10000系をラッピングせよ

相模大塚駅会場内にて販売される「SOTETSU SERIES10000 REVIVAL COLOR PROJECT」入場券セット」の内容は以下の通りです。

  • イベント当日(3月23日)限定で、駅係員の有志たちが制作した入場券セットを販売
  • 「懐かしの若草版」「往年の赤帯版」の2種類を販売
  • 販売金額は1,000円、販売数量は各500セット
  • 硬券入場券5種類:横浜駅、星川駅、二俣川駅、大和駅、海老名駅とクリアファイル1枚のセット
  • 購入枚数の制限は無し
  • 【重要】入場券セットが完売した際は、その売上金をラッピング費用の一部に使用し、後日実際の10000系車両にラッピングを施行。
    • 「懐かしの若草版」完売時は、10000系に導入当時のラッピングを1編成に施行。
    • 「往年の赤帯版」完売時は、10000系に赤帯をイメージしたラッピングを1編成に施行。
    • 2種類両方とも完売の時は、上記をそれぞれ実施します。←超重要
「懐かしの若草版」セット:相模鉄道リリースより
「往年の赤帯版」セット:相模鉄道リリースより

この入場券セットの一番の注目ポイントは、500セット完売時には、売上金をラッピング費用の一部として使用する点です。
「懐かしの若草版」「往年の赤帯版」両方が完売した際には、両方とも実施する事になります。

つまり入場券セットが完売しないとラッピング施工されないという点から、一部の鉄道ファンからは、実質クラファンでは?としても話題になっており、相鉄ファンの団結力も試される衝撃の発表ともなりました。

クラウドファンディングにすると、運営会社に対し手数料が掛かるので
自社完結のグッズ販売でセルフクラファンをしているのでは?という意見もあったりなかったりします…

両方ともラッピングすればものすごい事に

現在は、11000系と同じ配色の新ciカラー、もしくはYOKOHAMA NAVYBLUEで運行されている10000系ですが、
デビュー当時は10000系電車が置き換えていた、新6000系の若草色と黄色の帯をまとっていました。

「懐かしの若草版」が完売すれば、相鉄ファン待望のデビュー当時のカラーに復刻されることになります。
また入場券を見ると、現在とは異なる10000系専用の「SOTETSU」ロゴが記載されており、このロゴが復刻されることも期待されます。

赤帯をまとったことがある10708×10

「往年の赤帯版」は、現在走っている8000系や9000系はもちろん、2100系・5100系・7000系・新7000系がまとっていた「赤い相鉄」をイメージしたものです。
一見すると10000系は、赤帯をまとっていないと思われますが、実は期間限定で赤い帯をまとったことがあります。

それは、2013年4月27日から7月30日まで運行された「走るウルトラヒーロー号」で、ウルトラマンをイメージした赤帯をまとっていました。
担当編成は、2024年3月時点で、10両編成唯一の未更新編成である10708×10です。

なお、翌年の2014年、2015年の3度にわたり「走るウルトラヒーロー号」が運行されています。
※2014年は「帰ってきた走るウルトラヒーロー号」、2015年は「ウルトラヒーロー号」

「走るウルトラヒーロー号」は、2013年当時、4月12日に創立50周年を迎えた円谷プロダクションと、9月24日に開業15周年を迎える横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ(相鉄グループの相鉄ホテルが運営)のコラボレーションで運行がされました。

運行初日には、横浜駅でウルトラヒーロー2体が参加した出発セレモニーが行われたほか、GW期間である4月27日から5月6日まで、「ウルトラヒーローがやってくる! 相鉄スタンプラリー」が開催されました。

若草帯の10000系と赤帯の10000系が、同時に居たことは無いので、すれ違ったり並んだりすると、相鉄ファンとしては胸が熱くなる事案である事、間違いありません。

担当編成は?ラッピング可能なのは実質4編成のみ

機器更新後の10702×10 2024年現在かしわ台車両センターにて、YOKOHAMA NAVYBLUE化が行われている。

現在、相鉄10000系では、機器更新工事が行われており、施工された編成では外観が変わっています。
この機器更新工事では、制御装置であるVVVFインバーターの換装、コンプレッサーの換装の他、行先表示器の交換(フルカラーLED化)と前照灯の移設が行われています。

この前照灯の移設によって、11000系と瓜二つの見た目になっています。

10701×10と10704×10では、機器更新と同時に、内外装のYOKOHAMA NAVYBLUE化が施工。
10702×10と10703×8は、機器更新のみ施工し、新ciカラーのまま出場しました。
一度機器更新がされた10702×10は、2月9日にかしわ台車両センターにて、YOKOHAMA NAVYBLUE化が行われているのが確認されています。

相鉄10000系の2024年3月現在の状況は以下の通りです。

  • 10701×10 更新済み YNB化済み(同タイミング)
  • 10702×10 更新済み 現在YNB化進行中(違タイミング)
  • 10703×8 更新済み
  • 10704×8 更新済み YNB化済み(同タイミング)
  • 10705×8 未更新
  • 10706×8 未更新
  • 10707×8 未更新
  • 10708×10 未更新

2編成が機器更新&YNB化、2編成が機器更新済み(1本YNB化進行中)、残る半数の4編成が機器未更新で原型顔となっています。

ラッピングの特徴や入場券のデザインから、機器未更新で残る4編成(10705~10708)にラッピングがされるのは、ほぼ確定でしょう。

デビュー当時の若草帯は、もちろん全ての編成に塗装されていましたが、赤帯は前述の通り10708×10にのみ塗装されていました。
このままの流れで、「走るウルトラマン号」と現在休止中の急行のイメージと掛け合わせて、優等列車に入りやすい10両編成の10708×10に「赤帯」ラッピングが施工されると思います。というかそうであって欲しい
若草帯は、今後の10000系の機器更新を施行する順番が読めない以上、どの編成に施工されるのかが読めません。

赤帯は、10708×10に施工されると勝手に予想しましたが、どの編成に施工されるのかまでは発表されてないので、このような予想は恐らく外れると思います。

関連リンク

おわりに

3月23日(土)は、関東を飛び出しているので、相模大塚のイベントには行けません。
他力本願ですみませんが、皆さん代わりに、入場券セットを買って、両方とも完売にしてください。

あと、ラッピングが施工されれば、10000系にも注目が集まりますね。
そして相鉄10000系も今のうちから、たくさん乗り納め、撮り納めしておきましょう。

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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