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相鉄YNB第1陣9703×10 リニューアルから1年も見られなかったある形態とは?

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2023年現在、6編成が在籍し、在籍する全編成がYOKOHAMA NAVYBLUEにリニューアルされた相鉄9000系。

YOKOHAMA NAVYBLUEの第1陣として登場した9703×10では、2016年のリニューアルからわずか約9か月間だけ、現在とは少しだけ姿が異なっていました。

著者プロフィール
この記事書いた人

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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菱形パンタグラフのYNB車

かつては、編成内や同じユニット内で様々なパンタグラフが混在しているのが、一種のアイデンティティだった相鉄の電車。
現在では、新型車・在来車問わず、相鉄が保有する全ての電車が、シングルアームパンタに統一されています。

主流のシングルアームパンタを搭載した編成は、1999年より登場。
従来車両のパンタグラフ交換も一部行われ、菱形とシングルアームが混在していた車両も多数存在しましたが、このパンタグラフが混在している状態も、徐々に解消されていきます。

その後、2020年に従来からの菱形パンタグラフを全電動車に搭載していた7755×10が運用を離脱し、現在に至ります。

真新しいYOKOHAMA NAVYBLUEは、シングルアームパンタのイメージが強いですが、2016年の第1陣9703×10のデビュー当初は異なりました。

9703×10は、運用開始から2015年のリニューアル入場まで、全電動車(6両)のパンタグラフは交換せず、菱形パンタの姿が保たれていました。
2016年3月3日、パンタグラフは交換されず、藍色の車体に不釣り合いの菱形パンタグラフのまま出場し、YNB第1陣として、営業運行に就きました。

しばらく営業運行に就いた後、同年12月にかしわ台に入場し、全てのパンタグラフが交換され、菱形パンタグラフのYNBは見納めとなります。

他の9000系5編成は、YNB化前にシングルアームパンタに統一。9706×10と9707×10は、運行開始当初からシングルアームパンタでした。

この菱形パンタグラフのYNBは、9703×10でしか見れなかった姿となります。

2回目鳴動するドア開閉チャイム

相鉄が保有する全ての旅客営業用車両に付けられているドアチャイム。
現在の9000系では、リニューアル前と同様の鳴動回数が1回だけのチャイムが使用されています。
ですが、YNB化された当初の9703×10は、異なっていました。

現在とはチャイムの音色は同じであるものの、2回鳴動していました。音色は若干異なるものの、営団のチャイムのようでした。

同年9月20日ごろまで2回鳴ってはいましたが、9月21日ごろより、従来通りの1回だけ鳴動するように変更されます。

YNB第2陣となる9705×10は、チャイム変更から約2か月が経った11月に出場。
この2回チャイムが鳴っていたのも、9703×10だけとなっていました。

おわりに

個人的な話ですが、菱形パンタグラフと、シングルアームパンタグラフが混在しているYOKOHAMA NAVYBLUE車を見てみたかったです。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
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