【相鉄】10000系3編成リニューアル　2024年度設備投資計画を発表

相模鉄道は、2024年4月26日、2024年度の設備投資計画を、グループ会社の相鉄バスと共にプレスリリースしました。

鉄道事業に関する予算は、昨年度予算(2023年度)は124億円でした。
今年度は94億円と、昨年度と比較すると30億円、予算が減額されていますが、これは新型車両の増備が無いためだと考えられます。
※昨年度予算にて21000系2編成を増備。これにより車両増備が完了

10000系車両を3編成リニューアル(YNB化)

車両関係では、10000系車両を3編成「YOKOHAMA NAVYBLUE」へリニューアルする事が発表されました。
8000系車両・11000系車両のリニューアルは発表されていません。

2．サービスの向上
○10000 系車両のリニューアル 「デザインブランドアッププロジェクト※1」の統一コンセプトに基づき、車両のリニューアルを進めています。
今年度は、10000系車両3編成をリニューアルします。

2024年度 鉄道・バス設備投資計画【相模鉄道・相鉄バス】

2020年度より、※機器更新工事および、デザインブランドアッププロジェクト「YOKOHAMA NAVYBLUE」への、内外装のリニューアルが行われている相鉄10000系。
※改造内容は、制御装置・空気圧縮機の交換・前照灯移設・行先表示器の交換

2024年4月現在、8編成中4編成に機器更新が施工されています。
機器更新された4編成の内2編成が、「YOKOHAMA NAVYBLUE」へのリニューアルがされている状態です。

年明け後、10702×10(機器更新は2021年)が、かしわ台車両センターに入場し、YNB化が施されているのが確認できます。
同年度、同じく新ciカラーの機器更新車10703×8も、YNB化が施されるのか注目ですね…

相鉄10000系は、機器更新がされていない4編成の内、
10705×8に10000系登場時の若草カラーの復刻ラッピングを、
10708×10に赤電をイメージした赤帯の復刻ラッピングを行う事が3月に決定し、注目を集めています。

10000系の未更新車を撮影するなら、本当に今の内です。

大規模改良工事中の海老名駅を除く、相鉄線全駅にホームドア設置完了

2021年度以降、既に設置されていた横浜駅以外にも、急ピッチで整備がすすめられたホームドア。
残すは、和田町・上星川・海老名の3駅のみになりました。

2024年度は、和田町・上星川の2駅に設置する事が発表されています。
なお両駅は、2023年度の設備投資計画で設置される予定でしたが、今年度に持ち越された形です。

これにより、現在大規模改良工事が行われている海老名駅を除いた、相鉄線全駅(27駅中26駅)にホームドアが設置されることになります。

その他・引き続きゆめが丘駅・海老名駅を改良

西谷～鶴ヶ峰～二俣川間の内、2.8kmを地下化し踏切を廃止する、鶴ヶ峰駅付近連続立体交差事業を2023年に引き続き推進する旨の記載が確認できます。

7月に大規模集客施設「ゆめが丘ソラトス」が開業し、直結する事となるゆめが丘駅。
南口改札の設置準備も整い、工事もいよいよ大詰めです。

昨年3月に北口改札が新設された海老名駅。
引き続き駅舎の建て替え工事が進み、小田急と連絡する南口改札が、現在の1階の他、2階部分に増新設される予定です。

相鉄バス【バス事業】

2024年度の予算は10億円と、昨年の8億円より2億円増加しています。

関連リンク

2023年度 鉄道・バス設備投資計画【相模鉄道・相鉄バス】 | 相鉄グループ

2024年度 鉄道・バス設備投資計画【相模鉄道・相鉄バス】 | 相鉄グループ