2024年4月30日、東武鉄道より2024年度設備投資計画が発表されました。
同プレスリリースには、先日発表があった野田線新型車両80000系の設計の他、東上線9000系代替車両の設計の記載があり、注目を集めています。
2024年度は9000系代替車両の設計
◆ 東上線で運行する９０００系車両の代替更新
２０２４年度の鉄道事業設備投資計画 ｜ 東武鉄道
東上線で運行する９０００系車両については、新型車両への代替更新を計画しています。２０２４年度は新型車両の設計業務を実施します。
プレスリリース内の記載の通り、2024年度は東上線を走る、地下鉄直通対応車両9000系を代替する新型車両の設計を行う旨が記載されています。
代替される車両が地下鉄直通対応車のため、こちらも地下鉄直通対応車両として設計されるものと思われます。
東上線の新型車両のデビューは、2008年のTJライナー車両50090型から16年が経過。
地下鉄直通対応車両のデビューは、2007年の50070型から17年が経過しています。
また、東上線への直接の新型車両投入は、2012年の50070型51077F以来、すでに12年が経過し、首都圏の主要な各私鉄線の中で、新型車両の導入が遅れている印象を受けます。
相鉄線へ乗り入れる可能性はあるのか？
東武東上線は、2023年3月18日の新横浜線開業により、相鉄線との直通運転が行われるようになりました。
ですが、相鉄～東武間の全区間を走れる車両は、東急東横線の5050系4000番台(15編成在籍)のみです。
相鉄・東急・東京メトロ・東武の最大4社が絡む直通運転ですが、前述の4社を走れるのが東急の車両1社のみと言う状態は、ダイヤを組む上では大きなネックとなります。
そのネック解消のために、開発が行われる東上線の新型車両の相鉄入線が注目されています。
この東武東上線の新型車両が相鉄線に入線する可能性ですが、相鉄20000系の東武東上線への乗り入れが決まれば、行われるものと見ています。
現状の相鉄・東急直通線は、相鉄車の片乗り入れとなる東京メトロの分に関しては、東急車が肩代わりするのように、相鉄線内を多く走るようになっています。
※実際には、金銭での走行距離精算も、同時に行われている可能性もあります。
そこに東武車の相鉄線の片乗り入れが行われるとなると、数が少なく走行範囲が極端に広い東急車の負担がさらに増え、東急側が余分に車両を増やさなければいけないなど、現状の運用が成り立たなくなる恐れがあります。
そのため、東急車の負担を減らす観点から行くと、相鉄車の東上線乗り入れが決まったとしたら、その逆で東武車の相鉄線乗り入れが決まると見ています。
もし、相鉄と東武間での相互乗り入れが決まれば、50070型も対応工事を行うのかにも注目ですね…
鉄道チャンネルの取材によると、現時点では9000系同様、相鉄線への乗り入れについては計画がないとのことです。
ですが、現時点での話ですので、運行開始後に相鉄乗入対応を行う可能性はあります。
参考文献
東武東上線へ「新型車両」導入へ ついに9000系を置き換え ｜ 鉄道チャンネル
おわりに
このまま地上専用車も置き換わって、10000系列や30000系などが、寄居口や越生線・北関東ローカルなどのローカル線区への転属が行われるのかが、投入後10年の楽しみです。
といっても、こういうのに期待してはいけないと思いますが…
相鉄グループ情報および直通線情報（鉄道コム）
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| 7月25日(木)～8月15日(木) | 相鉄 ゆめが丘駅 ゆめきぼ切符キャンペーン 開催 |
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| 7月7日(日)～7月31日(土) | 相鉄 星川みほし バースデー記念ミニラリー |
| 7月6日(土)販売 | 相鉄 そうにゃん手ぬぐいなど 販売 |
| 7月6日(土)～9月1日(日) | 相鉄 夏のそうにゃんスタンプラリー2024 |
| 5月18日(土)～11月下旬 | 相鉄10000系旧塗装・赤塗装復刻ラッピングを運行 |
| 5月14日(火)より当面の間 | 東急 5050系 新幹線デザインラッピングトレイン 運転 |
| 4月27日(土)より発売 | 相鉄 12000系プラレール 販売 |
| 4月1日(月)より | 横浜駅・二俣川駅に副駅名を設定 |
| 3月21日(木)～来年3月頃 | 相鉄 11代目そうにゃんトレイン 運転【運行中！】 |
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野田線の新型車両80000系と、どこまでデザインや設計を共通化していくのかが、今後の注目ポイントです。