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いずみ野線緑園都市駅の幻の待避線設置計画とは

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神奈川県大和市在住、相鉄線沿線民のkeitrip/須田 恵斗です。

1999年に現在の湘南台まで開業した相鉄いずみ野線。
いずみ野線の中間駅で最も利用者数が多い緑園都市駅は2面2線の普通の相対式ホームですが、上下線ともに庭園展望台が設置されています。

この庭園展望台のある緑園都市駅は、実はいずみ野線の構想が見え隠れする駅なのです。

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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いずみ野線の緑園都市駅とは

二俣川からいずみ野線に乗車して約5分:緑園都市駅(SO-32)にやってきました。

駅は大きな屋根が被さる2面2線の駅で、少しだけカーブしています。

そしてホーム中ほどには、上下線ともに庭園展望台があります。

庭園展望台はこんな様子です。線路1本分のスペースに植栽があります。

改札は至って普通の構造。いずみ野線中間駅で最も利用者が多いため、6台が設置されフルに活用されています。

駅の東側には、相鉄ライフ 緑園都市が立地。中には相鉄ローゼンや、ミスタードーナツなどがあります。

駅周辺は、ニュータウンらしく、キレイに整理された土地に戸建てやマンションなどが立ち並びます。

今年2022年4月10日より放送された、TBS系列日曜劇場、二宮和也主演のホームドラマ「マイファミリー」のロケハンが、緑園都市駅周辺で行われました。

他にも様々なドラマやCMなどでも使われています。

緑園都市駅ホーム先端を見てみると…

2番線ホームの湘南台寄りに行くと、保線車両用の線路が敷かれていることが分かります。

また、横浜方も確認してみると、線路が敷設できるスペースがあることが確認できるでしょう。

この緑園都市駅は、待避線を設置できるような構造になっているのです。
先ほどの庭園展望台は、待避線を設置できるスペースを活用したものになります。

この緑園都市駅は、各駅停車と通過する電車の緩急接続や通過待ちを想定して、2面4線で設計されていました。
しかし、忠実の通り追越を行うようなダイヤは組まれず、必要のない事から現在の2面2線の構造となり現在に至ります。

いずみ野線は、平塚まで延伸できる構想があるので、もしもそこまで延伸した際に設置されそうですが、
2つお隣のいずみ野に待避線があることを踏まえると、線路が敷設される可能性は限りなく低そうです。

おわりに

新横浜線の開業に際し、待避設備が整備された本線瀬谷駅とは対照的な印象を持ちます。

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須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

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