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相鉄・東急直通開始後のいずみ野線、二俣川折り返しの可能性を考える

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みなさん、こんにちは!相鉄線ユーザー、神奈川県大和市在住のkeitrip/須田 恵斗です。

海老名までの相鉄本線と、湘南台までの相鉄いずみ野線が分岐する二俣川駅。
特急、通勤特急、急行、通勤急行、快速、各停の全種別が停まる重要な駅です。

分岐駅の二俣川駅ですが、小田急の新百合ヶ丘駅のように、真ん中の線路の2番線、3番線から入線ができる引き上げ線が2本敷設されています。
ですが、引き上げ線がほとんど使われることはなく、いずみ野線の電車は早朝深夜を除き、全て横浜へ直通しています。

二俣川発が多数設定されていた時期

二俣川駅横浜方にある引き上げ線

2014年4月27日にダイヤ改正で、二俣川~湘南台間の運転の列車が日中に設定されました。

このダイヤ改正では、二俣川以西を通過運転する特急が運転を開始、現在の相鉄のダイヤの元となる革新的な改正でした。

いずみ野線では、各停が6本(10分間隔)、特急が2本(30分間隔)で運転されていました。
その内、横浜方面は特急の1本前が二俣川行きに、湘南台行きは特急の1本後の電車が二俣川発となっており、二俣川で特急との接続が図られたダイヤになっていました。

この二俣川での折り返しは、3番線に毎時20分と50分に到着。同じ3番線に後続の湘南台からの特急横浜行きが到着するので、急いで引き上げ線に入ります。

そして特急湘南台行きの到着を待って、二俣川駅の2番線に入線し、毎時25分と55分に発車して行きます。

その時間はわずか5分と非常に忙しい折り返しでした。

その後、約1年後の2015年5月31日のダイヤ改正で、いずみ野線内の特急の利用率が著しく低く実態に合わないため、各停と特急が事実上の統合をされ、従来通りの快速に置き換えられました。

この時点ではいずみ野線の特急は1時間間隔で、いずみ野と星川で各停を追い越すダイヤで運転は継続していましたが、2019年11月30日のJR直通運転の開始で廃止されました。

東急線との直通運転開始時に二俣川発の復活の可能性を考える

2022年1月発表の相鉄・東急直通線に関する最新のプレスリリースでは、本数に関しての言及が羽沢横浜国大~日吉間のみでされており、具体的な始発駅行き先について言及がされていません。

現状考えられるのが、朝ラッシュ時はいずみ野線の各停と、海老名発の急行の一部が東急線方面に置き換えられると予想が立てられます。

2021年3月ダイヤ改正現在の二俣川駅は、7時台に海老名発が15本、湘南台発が12本で、
本線、いずみ野線ともに二俣川で折り返す電車は設定されていません。

もしも湘南台発二俣川行きが設定されるとしたら、大和発などで本線の電車を増発、増発した本数分のいずみ野線電車を二俣川で折り返すことが考えられるでしょう。

これは、もし設定されるとしたらの話です。
現状のいずみ野線の利用実態、上星川~平沼橋に停車する電車の運用効率、車両数を考えると、電車本数が極端に減る早朝深夜を除き、二俣川発着が設定されていないのに納得がいきます。

新線開業で必要な乗務員数が必然的に増えるわけですが、二俣川折り返しを設定すると余分に増えてしまいます。相鉄としても乗務員数はなるべく抑えたいところ…

なので、今後も二俣川折り返しのいずみ野線が、大幅に増えることが考えられないでしょう。
できたとしても早朝深夜帯に数本の増発です。

おわりに

相鉄・東急直通線は、ダイヤに関して具体的な発表がされておらず、2021年3月ダイヤ改正現在をもとにしたものとなっています。

相鉄・東急直通線開業と同時に、線内のダイヤパターン、特に各駅停車の運転間隔が大きく変化することも考えられるため、予想を大きく外す可能性があります。

今回は、半分私の妄想だと捉えていただけるとありがたく思います。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

相鉄グループ情報および直通線情報(鉄道コム)

掲載日コらム
2024年3月10日相鉄10000系、始動する「リバイバルプロジェクト」
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