記事内に広告が含まれています。

相鉄12000系がJRへの試験走行で入線した意外過ぎる場所とは?

車両
この記事は約5分で読めます。

大和市在住、現役プロ相鉄線ナーのkeitrip/須田 恵斗です。

JRとの直通運転に際し、2019年4月20日より営業運転を開始し、同年11月30日より直通電車として、JR線内での営業運行も開始した相鉄12000系。
首都圏の通勤車両とは思えない独特のかっこいいデザインのため、直通からもうまもなく4年が経ち、
馴染んできた頃かと思いますが、それでもサフィール踊り子に負けないくらいのインパクトを放ちます。

JR線との直通運転を行う前には、もちろん運行予定区間等への入線試験が行われています。
この入線試験にて、ある意外な場所までの走行を行っています。

JR線の様々なところを走った「YOKOHAMA NAVYBLUE」12000系

JRとの直通が始まる約4カ月前、夜間に羽沢横浜国大から品川までの入線試験が行われました。12000系初の東京都内での自走となります。

その後、日中時間帯に品川駅とその先の電留線へ入線。品川駅8番線臨時ホームに入線し、営業運行では見ることが出来ないE657系「ひたち・ときわ」と並んだ光景も見られました。

9月3日には新宿を越えて、東北貨物線に入線。そのまま大宮駅の連絡線を通り、川越線南古谷の川越車両センターまで入線しました。東北貨物線に入線した唯一の機会となっています。

翌日4日~6日には、代走に備えた試運転として南古谷から埼京線経由で新宿方面へ。
その後、営業区間である品鶴線を通り、東海道貨物線に入線。
横浜羽沢駅を通り過ぎて、ひたすら東海道貨物線を西進し、さらに小田原を通り過ぎて、根府川駅まで入線しました。

  • 7月20日以降連日 品川駅まで入線
  • 9月3日      東北貨物線池袋~大宮・川越線(連絡線)
  • 9月4日~6日   埼京線・東海道貨物線横浜羽沢~根府川

広範囲での入線試験が行われた理由

相鉄12000系の通常の運行区間は、JR線内は羽沢横浜国大~新宿・池袋ですが、営業運行では入らない広範囲での入線試験で行われたのは、なぜなのでしょうか?

理由に関しては、運行手配の都合や性能試験など様々です。

横須賀線ルートでの品川駅までの入線は、埼京線や湘南新宿ライン等で輸送障害が起き、新宿方面への入線が難しくなった際に、
品川駅まで乗客を乗せたまま運行する事が想定されているために、そこまでの入線試験が行われています。
これまで輸送障害の発生で、乗客を乗せたままE233系7000番台や12000系が品川までやってきています。

9月3日の東北貨物線経由で川越車両センターへの回送ですが、埼京線の保安装置「ATACS」の試験をぶっつけ本番で行うことが出来なかったものと思われます。
川越車両センターに回送された翌日からの試験では、東北貨物線を一切行わず埼京線経由で試験が行われています。

池袋以北の埼京線での試運転は、品川入線同様に、ダイヤ乱れ時に営業運行を行えるようにするためです。
2019年12月2日と2021年10月09日には、大宮までの営業運転が行われています。
また、現在でも12000系の乗務員訓練・保安装置試験や、川越車両センターまつりなどのイベント展示の際には、池袋以北の埼京線に入線しています。

9月4日から6日にかけての、根府川までの入線試験は、JR線内での走行性能の試験が目的です。
貨物線での連続高速走行と、高速域からの急制動試験が行われています。

一部の方はご存じの通り、E233系7000番台と12000系の行き先表示機には「藤沢」の表示が可能です。
そのため、異常時に備えた試運転という説も流れてましたが、そちらに関しては真偽不明です。

おわりに

12000系が根府川まで入線したと聞いたとき、かなり驚いた記憶があります。
人によっては、嘘のような本当の話に聞こえているかもしれませんね…

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
当ブログを応援してくださる方は、鉄道コムのリンクを押していただくと嬉しいです↓

タイトルとURLをコピーしました