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相鉄の保有車両数・編成数は、直通車導入前よりどれくらい増えたのか?

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2019年11月末にJR線と、2023年3月に東急線方面との直通運転を開始した相鉄。

直通運転を開始するにあたり、新路線である相鉄新横浜線を建設。それにより保有路線数と距離が伸びました。
保有路線数と距離が延びるにあたり、これまでの本数のままでは、使用編成が足りなくなるため、保有編成数の増加をおこないました。

相鉄は、それぞれの乗入先規格に合わせた直通用形式を投入した際、老朽化した既存車両の置き換え本数以上に車両を増備。
置き換え用と純増用を導入した結果、直通運転開始以前より、保有編成数が増えています。

さて、直通運転開始後である2023年現在の、保有車両数・保有編成数は、直通用車両投入前の2017年と比較すると、どれくらい増えたのでしょうか?

置き換えられた編成と、導入された直通用新型車両の本数

タイトル、前書きにも書いてある通り、20000系が営業を始める前の2017年12月時点と、21000系の全編成導入が完了した2023年4月時点での本数を比較してみましょう。

※組換で編成を外れた休車を除く
※事業用車両モヤ700の4両を除く
※2017年時点の表は、20000系は営業開始前のため表には含めず

2017年12月時点での保有編成数と両数は、41編成392両
2023年4月時点での保有編成数と両数は、47編成442両

6編成、50両増加したことが分かります。

※表には含めていない、2017年12月時点での休車は合計6両
・7000系タイプ……モハ7006ーモハ7144、クハ7512、サハ7601
・新7000系タイプ…モハ7156ーモハ7157

編成両数ごとの比較

相鉄では、乗入先の事情や、所属車両が導入時に置かれていた状況などから、10両編成と8両編成の2種類が存在しています。

ここで、10両編成だけ、8両編成だけの編成増加数を見て行きましょう。

【10両編成の比較】

  • 2017年12月時点…32編成
  • 2023年4月時点……33編成

10両編成は、1編成増加。

【8両編成の比較】

  • 2017年12月時点…9編成
  • 2023年4月時点……14編成

8両編成は、5編成増加。

意外な事に10両編成は、1編成しか増加していません。
一方の8両編成は、乗入先の東急目黒線が8両編成での運行という事で、21000系9編成が導入された結果、5編成増加の14編成まで在籍本数が増えたことになります。

【おわりに】今後しばらくはこの陣容が続くであろう…

2023年3月に東急との直通運転が開始され、翌月の4月に21000系最終増備編成21109×8が搬入、営業運転を開始しました。
既存車両のリニューアル工事が行われる一方、今後しばらくは新型車両の投入と既存車両の置き換えは行われず、6系列47編成442両という陣容は、今後の数十年間は、よほどの出来事が無い限りは変わらないものと思われます。

この陣容が変化するのはいつ頃なのか?今後10年から20年間の楽しみでもあります…

相鉄グループ情報および直通線情報(鉄道コム)

掲載日コらム
2024年3月10日相鉄10000系、始動する「リバイバルプロジェクト」
2種類の復刻カラー実現なるか!?

【復刻決定おめでとう!!!】
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