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【希少】相鉄8000系・9000系はいつ頃まで走るのか考えてみる

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みなさん、こんにちは!相鉄線沿線、神奈川県大和市在住のkeitrip/須田 恵斗です。

相鉄線の東京乗り入れの新型車両、12000系、20000系の投入で、多くの既存車両が置き換えられました。

そして、8000系は13編成中、半数の車両が廃車、9000系は1編成が廃車され、残る6編成がリニューアルがされました。

この8000系と9000系の計12編成は、最後の相鉄伝統の直角カルダン駆動車で、これから少しずつ注目を集める形式になるでしょう。

この2形式は、あと何年くらい走ることができるのか?考えて行きます。

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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8000系と9000系の廃車・リニューアル年表

8000系 13編成製造 2022年時点:6編成残存

編成製造年機器更新時期YNB施工時期廃車時期
8701×101990年2021年
8702×101991年2020年
8703×101991年2021年
8704×101992年2021年
8705×101992年2021年
8706×101992年2021年
8707×101993年※2006年事故廃車
8708×101994年2016年未施工
8709×101995年2017年2020年
8710×101996年2016年未施工
8711×101997年2018年未施工
8712×101998年2018年未施工
8713×101999年2019年未施工

9000系 7編成製造 2022年時点:6編成残存

編成製造年機器更新時期YNB施工時期廃車時期
9701×101993年2014年2020年
9702×101993年2013年2017年
9703×101995年2014年2016年
9704×101996年2014年2017年
9705×101996年2013年2016年
9706×101999年2013年2018年
9707×102001年2013年2019年
廃車となった9701×10

8000系と9000系は同時期に製造されました。
同じアルミ車体で、YNB化前のそれぞれのデザインも似ていますが、電動機出力・歯車比等が異なります。

9000系は2013年~2014年に、全7編成が一気に機器更新が行われました。
更新内容は、純電気ブレーキの搭載、VVVFインバーターの交換です。

9000系が、2013年~2014年の短期間に機器更新された理由は、2014年3月30日に供用開始された、新型保安装置 ATS-Pの誘導障害に対応するためというのが、有力な説とされています。

それに対し、8000系は2016年~2019年に今後も使い続ける予定の、8708×10~8713×10が年1~2本ペースでゆっくりと機器更新が行われました。

2016年~2019年にかけて、9000系は残存予定の6編成に対し「YOKOHAMA NAVYBLUE」に内外装リニューアルが行われました。

翌年2020年には、8000系8709×10が「YOKOHAMA NAVYBLUE」にリニューアル。
今後も、全ての編成がリニューアルされる予定ですが、2022年時点では8709×10の1編成のみです。

リニューアルされた8709×10

いつ頃まで走ることが予想できるか?

8000系と9000系共に、現存している古い編成で30年弱、新しい編成で21年~23年経過しています。

先にリニューアルされた9000系では、化粧板交換やLCD設置などの徹底的な工事が行われましたが、
次にリニューアルされた8000系では、モケットとつり革の交換と、簡易的なものになりました。

8000系のリニューアルが簡素になった理由として、今後の廃車時期を見越しているものと考えられます。

両形式共に、同じ時期に同時並行で増備され、後にリニューアルされた8000系が、簡易的なものになったと考えると、どちらも同じ時期に無くなるものと予測ができます。

現在の車齢が21年~29年で、今回の12000系・20000系増備のような形で、一気に新型車両が投入されると仮定した場合は、
車両寿命やリニューアル時期等を考えると、残りが15年弱~20年と考えることが出来そうです。

8000系含め、残存する既存車種の全編成が「YOKOHAMA NAVYBLUE」にリニューアル予定であること、
12000系と20000系・21000系の増備本数も、直通に当たり最低限の編成のみの増備で留めていることを考えると、事故廃車が発生しない限りは、当面の間は大丈夫でしょう。

逆に言うと「YOKOHAMA NAVYBLUE」ではない相鉄車を見れるのも、今の内なので大切に記録していきたいですね…

おわりに

この記事を書いてて思ったのですが、15年後~20年後に出るであろう、新型車両がどうなるのか楽しみになってきました。

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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