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相鉄の天王町駅の新改札口 YBP口改札はどんな改札なのか

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長年続いた星川駅付近の高架化工事により、大幅なリニューアル工事が行われた天王町駅。
これまで、南側一カ所にしか改札が無かった同駅ですが、昨年2021年5月29日より、北側にYBP口改札が開業しました。

この少し不思議な名前のYBP口改札は、どういった改札口なのでしょうか。

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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リニューアルが進んだ天王町駅

西横浜駅を出て、JR線から大きく右に曲がった先にある天王町駅(SO-04)。

長年続いた星川駅の高架化工事の進行に伴い、2017年3月5日より、海老名・湘南台方面下り線側が線路を切り替え、2018年11月24日より、横浜方面上り線側も線路が切り替えられました。

これにより、直線的だった天王町駅のホームは、若干のS字カーブを描く線形になります。
高架化工事期間中は、上下線で停止位置の変更が数回にわたり繰り返し行われていました。

上下線両線が高架線に移った後も、壁面や屋根の工事、階段・エスカレーターの増設が行われていました。

新しくできた改札口 YBP口改札へ

改札のある1階に降ります。駅構内は、YOKOHAMA NAVYBLUEに合わせたシックな内装に改装されています。

お手洗いの先には、改札口があるのが確認できるでしょう。これが今回紹介するYBP口改札です。

看板を見ると「ICカード専用改札」と表記されています。また、これまであった南側の改札口は、東口と名前が付けられています。

このYBP口改札は、相鉄線で初めてのICカード専用改札口なのです。
JR東日本の駅では、駅ビル直結の改札口を中心によく見かけるようになりましたが、相鉄線では初めてのものとなります。

券売機も、2台のチャージ機のみが並びます。

なお磁気券利用者が、大きく迂回する必要が無いように、東口への連絡通路も整備されていました。

ところで、この「YBP」とは、何のことなのでしょうか?
この「YBP」とは、野村不動産が所有するビジネスセンター「横浜ビジネスパーク」の事で、1990年にオープンしました。
大小10ほどのビルが中央の公園を囲い、パーク内にはレストランやスポーツクラブも併設されているスポットです。

改札口を出て、新しくできた高架下を100m以上進みます。

その後、古町橋を渡る道路に出ました。この付近は、高架化以前は天王町1号踏切があった地点です。

その先も高架下を進んで、100m弱進むと、横浜ビジネスパークに到着しました。

駅へ戻る途中で撮影したものですが、横浜ビジネスパーク利用者の他、地域住民の方々など多くの方にこの通路が活用されていることが分かります。

これまで、片方にのみ改札口が無かった天王町駅。YBP口改札の開業で利便が格段に向上したのは間違いないでしょう。

おわりに

高架化工事で利便が向上した天王町駅、次に地下化がされる鶴ヶ峰駅では改札口がどう変化して利便が向上するのかも楽しみになってきました。

あと今年度末に、海老名駅北口が開業する予定なので、こちらの開業も楽しみです。

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この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
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