【東横線導入】座席指定車 Q SEATは相鉄線で運用される可能性はあるのか?

運用・ダイヤ
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東急電鉄は先月7月29日、東横線にロングシートとクロスシートに転換できる、デュアルシート車両を導入し、有料着席サービス「Q SEAT」を2023年度以降に東横線へ拡大すると発表しました。

なお、サービス開始時期、運行区間、対象列車、指定席料金等の具体的なサービス内容は、後日改めて告知される予定です。

さて、今回新たに「Q SEAT」が導入される東横線は、2023年春に新横浜駅を経由して、相鉄線と相互直通運転を開始する予定です。
ここでデュアルシート車両「Q SEAT」が、相鉄線で走る可能性があるのでしょうか?

大井町線で運用されている「Q SEAT」

2018年12月14日 大井町線・田園都市線にて、座席指定サービス「Q SEAT」が営業を開始されました。

平日夕方一部の、急行長津田行き3号車に連結されており、座席指定料金は400円です。

乗降区間は以下の表のとおりです。

乗車可能駅大井町、旗の台、大岡山、自由が丘、二子玉川
降車専用駅溝の口、鷺沼
フリー乗降区間たまプラーザ、あざみ野、青葉台

たまプラーザからは、フリー乗降区間のため、座席指定料金なしで乗車できます。

なお、平日の朝ラッシュ・データイムと上り方面全時間帯、休日上下線全時間帯は、座席をロングシートモードにして、自由席車両として運用がされています。

「Q SEAT」組込車両は相鉄直通対応編成

6月28日~6月30日 相鉄線乗り入れ対応工事を終えた5050系4112F(旧5166F)と共に、
デュアルシート車両(Q SEAT) 2両が、J-TREC横浜を出場し、長津田検車区に甲種輸送にて搬入されました。

その後Q SEAT車両は、4112Fの4・5号車に組み込まれ、長津田検車区内にて試験走行が行われています。

相鉄線対応車両に組込 相鉄線に入るの?

Q SEAT車両は、相鉄線対応工事を終えた5050系8両編成に増結(10両編成化)する形で、編成に組み込まれています。

この相鉄線対応工事を行った8両編成の5050系は、先日出場した旧5166F(新4112F)を含め・5167F・5168F・5169Fの計4編成です。
対応工事を行った、他の3編成に組み込まれるものと考えられるでしょう。

相鉄線対応工事を終えた車両に組み込まれたということは、相鉄線で運用される可能性も考えられます。

そこで、現在の東横線の運転系統と、相鉄直通電車の状況から、Q SEATがどう使われるかどうかを考えてみます。

「Q SEAT」連結列車の始発駅は、乗り入れ先での車両のやりくりや、座席指定システムの都合上、
東横線渋谷 もしくは 副都心線新宿三丁目、池袋のいずれかから行われる可能性が高いとみています。

現行ダイヤの通勤特急は、多数が日中の特急と同じく、東武東上線・西武池袋線からやって来ています。
逆に相鉄直通電車は、ネットワーク各社局の意向や、東横線内での設備等を考えると、一部電車を除き東横線渋谷 もしくは 副都心線内を発着する可能性が高いです。

つまり、Q SEATと相鉄直通電車共に、渋谷・副都心線内発着にした方が都合がよく、親和性が高いと言えるでしょう。

と言っても、今回の相鉄・東急直通線の事業は、7社局14路線を形成するもの。
そこで、関係各社局との綿密な協議・調整を行って、既存のダイヤの改良ではなく、白紙ダイヤ改正になる可能性も否定できなくはありません。

その際に、新たにスジを引きなおして、渋谷始発元町・中華街行きの通勤特急での設定も十分考えられます。

相鉄線へのQ SEAT乗り入れは、具体的な情報が出てない以上は、肯定も否定もできない状態です。
今後の発表を楽しみに待ってみたいと思います。

もしも相鉄線直通電車でQ SEATが提供されたら?

もしも、相鉄線直通電車でQ SEATが提供されたらどのような形態になるのでしょうか?

個人的に考えられるのを以下の表にまとめてみました。

行き先海老名
東横線内での種別通勤特急
相鉄線内での種別各停 or 特急
乗車可能駅渋谷・中目黒・自由が丘
降車専用駅武蔵小杉・日吉
フリー乗降区間新綱島・相鉄線内各駅

が、一番現実的ではないでしょうか?

  • 通勤特急であれば停車駅が少なく、多少の停車時間を確保できること
  • 料金体系的に、東横線内でのシステムを完結させた方が都合がいいこと
  • 都心方面から神奈川県内各駅への着席需要を担うこと

を考えると、上記の表のような形態がいいのではないでしょうか?
新横浜線内からフリー乗降区間を開始すれば、相鉄側で設備を新設・改良する必要はほとんどありませんし…

おわりに

東急東横線のQ SEAT 運行開始後に幾つもの課題が見えてきそうですが、そこをどう改善するかなど、営業開始後見守っていきたいですね…

また、サービスが成功して、乗入先各社の理解が得られればの話ですが、
休日に副都心線からその先の各乗入先へのQ SEATサービスの提供と言った、多種多様な可能性も秘めているので、そこも楽しみです。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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