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【旧型国電のパンタを積んだ】相鉄編成ガイド:9000系 9702×10

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1993年~2001年に製造され、現在6編成が在籍している、相鉄9000系の編成紹介です。

相鉄編成ガイドでは、2022年7月現在 42編成402両が在籍する相鉄の電車の、各編成の特徴を紹介していきます。

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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9702×10の概要

1993年に入籍した編成で、9000系1次車として区分されます。
この1次車の特徴は、種別・行先表示器がそれぞれ独立した幕式の車でした。

また、車内案内表示機がドア上には無く、妻面部に設置されていました。

2022年7月現在、相鉄が所有する電車で最も古い電車です。
内外装が徹底的にリニューアルされているため、指摘されるまで最古参の編成とは気が付かないと思います。

リニューアル直前の姿は、9701×10と同じく乗降ドアの交換がされていました。
相鉄9000系で初めて、VVVFインバーターの交換が行われた編成にもなります。

9702×10の行先表示器

四隅が丸くなっている

9703×10~9707×10の行先表示器

四隅が角ばっている

リニューアル時にフルカラーLED式の表示器に交換された際に、この編成のみ幕式だった名残で四隅が丸くなっています。

同じ1次車の9701×10は、リニューアルの対象外とされ、2020年12月11日に廃車されています。

この編成の登場当時の特徴として、太平洋戦争中に開発されたパンタグラフPS13を搭載していました。

平成生まれの電車に似つかわしくない、戦時設計の集電装置が搭載されていて、パンタグラフの種類を同一編成内で混在させていた当時の相鉄らしさを存分に放っていた編成になります。

編成構成

クハ9702-モハ9104-モハ9204-サハ9603-モハ9105-モハ9205-サハ9604-モハ9106-モハ9206-クハ9502

←横浜    |    海老名・湘南台→

製造所

クハ9702:東急車輛製造
モハ9104:東急車輛製造
モハ9204:東急車輛製造
サハ9603:東急車輛製造
モハ9105:東急車輛製造
モハ9205:東急車輛製造
サハ9604:東急車輛製造
モハ9106:東急車輛製造
モハ9206:東急車輛製造
クハ9502:東急車輛製造

機器更新施工日

2013年11月01日

YOKOHAMA NAVYBLUE リニューアル施工日

2017年6月5日

9702×10のまとめ

  • 現在相鉄が所有する最古参編成
  • 現存する9000系で唯一の1次車
  • 登場当時、旧型国電のパンタグラフ「PS13」を搭載

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この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

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