記事内に広告が含まれています。

相鉄9000系のLCD準備スペース 今後広告モニターは設置されるのか?

この記事は約4分で読めます。

1993年に、相鉄最後の直角カルダン駆動車としてデビューした9000系電車。
2016年には、ブランドデザインアッププロジェクト「YOKOHAMA NAVYBLUE」へリニューアルがされ、同プロジェクトの第一弾の車両となっています。

9000系は「YOKOHAMA NAVYBLUE」へリニューアルされた際に、旅客案内用の液晶ディスプレイ(LCD)が設置されました。
その左隣には、モニターを設置できる準備スペースがあります。

相鉄のLCD搭載車で唯一、広告モニターが設置されていない事になる同車ですが、今後は準備スペースに広告モニターが設置されるのでしょうか?

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

須田 恵斗をフォローする

後に広告モニターが設置された千代田線直通車両2車種

製造当初、広告モニターの設置準備スペースがあり、後に実際に広告モニターが設置された例を紹介します。
それが千代田線直通電車として活躍する小田急4000形とE233系2000番台です。

現在、16000系含めた千代田線3車種は、メーカーの違いはあれど、17インチのモニターがドア鴨居部に2台設置され、右側には案内表示が、左側には広告表示がされるようになっています。

2007年に登場した小田急4000形は、登場当初は、E233系0番台などで見られる15インチのモニターが1台備わっていました。
当時の鴨居部の左側には、大型の小田急の停車駅表が設置されています。

その後、2012年に製造された、4065×10が現在の17インチモニター2台で登場し、2014年頃より既存の4051×10~4064×10も、順次改造されます。
結果、2016年製造の4066×10も含め、全編成が17インチモニター2台となります。

JR東日本の標準車両として登場したE233系シリーズ。2010年に千代田線直通用の2000番台が登場しました。
同番台は、登場当初から17インチモニターであったものの、左側には広告モニター(JR東日本では≪トレインチャンネル≫)が設置されておらず、準備スペースとして枠で囲ってある状態でした。

その後、2014年から2015年にかけて、トレインチャンネルが設置され、現在に至ります。

2024年現在、千代田線ではワンマン運転の準備が行われており、小田急4000形・E233系2000番台の鴨居部に、E235系で見られる監視カメラが埋め込まれるようになりました。
また、小田急4000形のモニターについては、アニメーション表示を行える、三菱のセサミクロに順次更新されています。

相鉄9000系に広告モニターが設置されるのか?

上記のように、広告モニターの準備スペースに、実際にモニターが設置される例がありました。
鴨居部左側に準備スペースがあるものの、現時点では、広告が設置されていない相鉄9000系に、今後広告モニターは設置されるのでしょうか?

結論としては、設置される可能性は低いと見ています。

2024年現在、相鉄9000系はリニューアル完了以降、2019年11月30日(JR直通開始日)に、モニター表示の変更が行われた以外は、変化は起きていません。
また今後も車両運用を含め、大きな変化が起きない事はほぼ確実です。
※リニューアル第一陣:9703×10の変化は割愛

前述の小田急4000形・E233系2000番台は、2016年に車両運用が大きく変化し、お互いの会社線に相互乗り入れをするようになりました。
乗り入れ対応工事の際に、16000系とアコモデーションを極力揃えるため、モニターが追設され現在に至っています。

相鉄9000系に関しては、車両設備・構造から乗り入れに対応できません。
今後、特に改造するような事由が起きるとは考えづらいので、いつ頃になるか分かりませんが、引退するまで現在と同じ車両運用で走り続けるものと見られます。

もし改造するような事由が発生するとすれば、車内防犯カメラの設置です。
現在10000系車両に対し、照明一体型の防犯カメラの設置が行われています。
それが9000系に波及するとすれば、照明の構造上、防犯カメラの搭載が難しいので、鴨居部に改造が施され、その際に設置されるかもしれません。

おわりに

と言っても、私個人としては、広告モニターの設置は期待していません。

参考資料

著者プロフィール
この記事書いた人
須田 恵斗

神奈川県大和市在住、最寄りは大和駅の24歳。
20年以上相鉄を利用し、鉄道ファン人生を相鉄と共に歩んできた人。

2021年7月~9月、公共交通機関で日本一周をし、60万円以上をドブに捨てる

2020年6月より鉄道旅行系雑記ブログ「keitrip」を運営し、2024年に相鉄に関する記事を当サイト「相模レールサイト」に移管。

須田 恵斗をフォローする

相鉄グループ情報および直通線情報(鉄道コム)

日付イベント
7月25日(木)よりゆめが丘駅副名称「ゆめが丘ソラトス」設定・ソラトス改札口 供用←new
7月21日(日)より相鉄・JR直通線、渋谷駅新南改札移転(新駅舎供用開始)←new
6月22日(土)相鉄 10000系・6000系 緑と赤の新旧電車撮影会←new
6月6日(木)より発売相鉄 令和6年6月6日記念入場券 発売←new
5月18日(土)~11月下旬相鉄10000系旧塗装・赤塗装復刻ラッピングを運行←new
5月14日(火)より当面の間東急 5050系 新幹線デザインラッピングトレイン 運転
4月27日(土)より発売相鉄 12000系プラレール 販売
4月27日(土)相鉄 かしわ台車両センターにて 12000系プラレール先行販売会
4月27日(土)~5月31日(金)相鉄 11代目そうにゃんトレイン記念入場券 発売
4月1日(月)より横浜駅・二俣川駅に副駅名を設定
3月23日(土)10:30~15:00相鉄10000系リバイバルカラープロジェクト入場券セット 発売
【完売・復刻ラッピング決定】
3月21日(木)~来年3月頃相鉄 11代目そうにゃんトレイン 運転【運行中!】
3月19日(火)相鉄 そうにゃんつり革キーホルダー 販売
3月18日(月)~5月6日(月)20000系・21000系新横浜線開業1周年記念号運行
【運行中!】
3月16日(土)より発売相鉄発 東急・東京メトロ共通1日乗車券 発売
3月16日(土)より発売相鉄・東急 共通1日乗車券 発売
3月9日(土)より発売相鉄・東急 新横浜線開業1周年記念入場券など 発売
3月4日(月)より当面の間東急3020系 新幹線デザインラッピング運行【運行中!】
タイトルとURLをコピーしました